出雲国風土記
秋鹿郡伊農郷
島根半島
伊野村、伊野川流域
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赤衾伊農意保須美比古后、天御梶日女(あめのみかつひめ)
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楯縫郡神名樋山
島根半島
多久川水源
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阿遅須枳高日子后、天御梶日女が産む
多伎都比古、
石神が御託(依り代)、雨降らす。
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出雲郡伊努郷
旧斐伊川北岸
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国引きましし意美豆努命おみづぬの御子
赤衾伊努意保須美比古佐倭気能命坐す
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神門郡塩冶郷やむや
出雲市塩冶町
旧斐伊川筋西・南
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阿遅須枳高日子の御子、塩冶比古能命坐す
止屋
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神門郡高岸郷たかきし
出雲市塩冶町高西
神門川北岸
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天の下造らしし大神の御子、阿遅須枳高日子命
「いたくよるひるなきましき。よりて、そこにたかきや高屋を
つくりて、ませて、すなわち、たかはし高椅をたてて、
のぼりくだらせて、ひたしまつりき。」
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仁多郡三澤郷
仁多郡仁多町三沢
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大神大穴持命の御子、阿遅須枳高日子命
「御須髪八握に生ふるまで、よるひるかきまして、
みこと通はざりき。・・・則ち、さめてとひ給へば、
その時御澤と申したまひき。・・・」
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