八百比丘尼(やおびくに)
なんとも変な世界に入ってしまいました。
名前だけは知っていましたが、中味までは今回はじめてしりました。
弥彦関連でなんだろな?ってのが始まりです。
不老不死の関連物といった感じですが、人魚の肉がメインですので、
やはり海の民の民話でしょう。浦島や海、山彦のように。
八百年生きる・・どういう意味なんだろう。
「8」を横向きにすると「∞」になることと関連があるんだろうか?
古代人の無限大は「8」という意識があったのでしょうか。
ここで面白い事は、日本海側がほとんどであることです。
それも植林、木を植えることが多々でてくるのです。
椿、松、杉、欅などですが、植林といえば五十猛君ではないですか?
神木は八百比丘尼が植えることになっているのでしょうか?
日本海側ではない地区は、愛知県春日井市高蔵寺、岐阜県各務原市、馬瀬村
三重県安濃町、栃木県西方町、青梅市塩船観音、会津塩川町辺りでしょうか。
どこも海岸からは近いというところではありません。
海岸線がその辺りにあったころの伝承なんでしょうか。
この話は古いのか新しいのか解かんなくなります。
人魚に関してですが、紀州橋本市、近江蒲生川が有名のようです。
この比丘尼、人魚の話のある場所は
少し気になるのですが、銅鐸出土に近いのです。
総合して考えると巫女信仰の形なんではないかと思います。
海人の中の巫女信仰を持った一族が日本に入ってきた時の残骸のように想像しています。
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