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島根県
| 残存地名 | 和名抄 | 地名辞書 |  
| 大原郡加茂町 | 出雲国大原郡神原 | 今加茂村と云う。赤川の辺にて小駅市を成す。 |  
| 安来市加茂・仁多郡仁多町鴨倉 | 出雲国意宇郡賀茂郷 | 今詳ならず。広瀬の地にやと想はるれは此に係く。 此郷は和名抄賀茂と神戸の二郷名に分てど、
 風土記の参照して、賀茂之神戸の一郷たるて知る。
 即云賀茂神戸、郡家東南三十四里所造天下大神命之御子阿遅鋤高日子命、
 坐葛城賀茂社此神之神戸、故云鴨、神亀三年、改字賀茂即有正倉。
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 | 石見国那賀郡鴨山 | 神村の山を指ししならん。柿本朝臣人麻呂在石見国臨死時自傷作歌。 |  
| 隠岐郡西郷町加茂 | 隠岐 賀茂郷 | 周吉郡賀茂郷。今加茂村、蛸木村、今津村の地にあたる。 島後の南端にして、西北は隠地郡都万郷に至り北は新野郷に至る。
 加茂  視聴合記云鴨の里は未の方へ向へる入海の浜なり
 左右の山崎遠く出づること二十町、村の東に明神あり、
 神名張の賀茂那備神社とす。社の南方に神名火山あり。
 海上に張り出せり。
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