二見興玉神社参拝のしをり
目次
中身の内の、九つ事について考察
原文の漢字をできるだけ採用していますが完全ではありませんので。
尚、文中の注は、原文にあるものです。


二見浦の事 立石崎の事 禊斎の事並に無垢鹽草の由来
立石の事 御日の神拝所の事 興玉神石の事
大注連縄並に蛙奉献の事 二見興玉神社の事 天の岩屋の事

今回我が家のガラクタの中から、ひょっこりと現れました参拝のしおり
何かの縁かと思い中身を考察したいと思いました。
昭和十四年一月十日  再版
昭和十四年一月十五日 発行
戦争の渦がぐるぐる回っているころです。


二見興玉神社というのは、興玉社と三宮神社の合祀だということ。
興玉社が猿田彦大神
興玉神石を祭祀するといった感じです。
天平年中(729〜749)に、江寺が創建されてそこの鎮守の神とされていた。


三宮神社が豊受大神
これは、天の岩屋、石神(しゃくじ)を祭祀するといった感じです。
ここも文禄年間(1592〜1596)に岩屋の外で祭祀されることとなったとしている。


この石神(しゃくじ)というのが、少し気を引くところ。
伊勢津彦の説話を思えば、諏訪の石神は、ここからか?なんてことも。

二見興玉神社HP